TOYOTA ARENA TOKYO

興行誘致(スポーツ、音楽、eSportsなど)

開業前のTOYOTA ARENA TOKYO を売り込む!興行誘致の仕事とは。

member profile

メンバープロフィール

アリーナプランニング部 事業推進室

稲垣 里美

大学卒業後、旅行会社にて企業の海外出張・赴任に関する手配業務に従事。その後、大規模施設にて催事主催者向けの運営業務を担当。2025年12月にトヨタアルバルク東京株式会社に入社。

アリーナプランニング部 事業推進室

棚倉 啓充

大学卒業後、芸能プロダクションにて音楽ライブやイベント、フェスの制作業務に従事。
2024年3月にトヨタアルバルク東京株式会社に入社。

QUESTION 01

お二人の担当されている業務の内容を教えてください。

  • 棚倉

    私たちは、トヨタアリーナ東京の「ブッキング・興行誘致業務」を担当しています。具体的には、イベントの主催者様への営業活動から、施設利用に関する規約や料金の策定、ホームページの構成検討まで、トヨタアリーナ東京を広く知ってもらい、ご利用いただくために必要な一連の業務全般です。

    インタビュアー

    現在のお二人の業務分担についても教えてください。

  • 稲垣

    向き合う業界毎に担当を分けています。棚倉は音楽やエンタメ系イベント、私はMICEと呼ばれる企業の式典や表彰式等のイベントとスポーツを担当しています。
    それぞれが、営業から調整まで、すべてのプロセスを私たちのチームで対応しています。申込みいただいた後は、運営チームに引き継ぐという業務分担をしている会場も多いのですが、まだ整備中で、まさにゼロから体制をつくっている途中ですね。

    インタビュアー

    開業前という状況もあって、体制づくりも業務の一環になっているんですね。

  • 稲垣

    そうです。営業も運営もまだ境目がなく、自分たちで走りながら整えています。

QUESTION 02

トヨタアリーナ東京に(応募)した理由を教えてください。

  • 稲垣

    私は展示会場に勤めていた経験があり、直接主催者様と向き合って、会場や関係各所との調整を行っていました。まず、こういった業務経験がトヨタアリーナ東京で活かせそうだという前提はありましたが、一番大きな理由は開業に立ち会えるという点、一生に一度の経験かもしれない!と思い応募しました。それと、トヨタアリーナ東京という施設の魅力と場所の力から、さまざまなジャンルのイベントに関われそうだといった点も応募の動機となりました。

    インタビュアー

    業界全体としても、やはり経験者は少ないんですか?

  • 稲垣

    興行誘致やイベント関連の仕事はやってる人も限られていますし、経験者は多くはないと思います。一方で、異業種からの転職者もいますよ。実際、私も以前は旅行会社にもいたんです。そこから展示会場に転職して、今に至ります。

    棚倉

    私は音楽業界で、ライブの制作業務を担当していました。変わらずエンタメには関わりつつ、音楽だけでなく、スポーツなど、多彩なコンテンツに携わりたい気持ちや、何か新しいことに挑戦したいという野心があった中、立ち上げタイミングでの興行誘致職を募集していたので、これだ!と思って応募しました。
    実際、これまで自分がやってきた業務経験も活かしながら、様々な主催者やコンテンツに触れられるのが魅力ですし、人間関係や仕事内容が固定されにくいのも、自分には合っていると感じました。

QUESTION 03

興行誘致の業務にあたるうえで、トヨタアリーナ東京ならではの魅力はありますか?

  • 棚倉

    一番は、今このアリーナが“ゼロから立ち上げるフェーズ”にあるということですね。まだ施設としての「色」が定まっていないので、音楽イベントをやってもいいし、スポーツをもっと強化してもいい。企業系のイベントも誘致していける。そうやって、自分たちで自由に方向性を決めていけるのが、大きな魅力だと思います。スポーツを中心に設計されてはいますが、スポーツ特化型施設ではない。だからこそ、いろんなジャンルを扱える柔軟さがあるんです。
    私自身、音楽をやりたくて入ったのですが、今ではスポーツや企業イベントにも面白さを感じています。ジャンルを絞らずに何でもやりたいという気持ちが強くなっています。

    稲垣

    ラウンジやスイートなどのホスピタリティエリアが充実している点は魅力のひとつですね。MICEも積極的に受け入れており、そのようなイベントではVIP対応が必要なことも多く、ホスピタリティ空間をしっかり使っていただける点は大きいと思います。

  • 棚倉

    そのほかには、興行を行うための設備が整っていることや、大型のセンターハングビジョンやリボンビジョン等ユニークな設備を保有している点も特徴です。
    ステージやトラス設備が整っていて、ホール興行のように、設営〜撤去を単日で実施できることは興行主にとって大きな利点です。 ビジョンは、メインステージと連動した演出のほか、企業ロゴを流す広告媒体としても利用ができます。活用事例が増えていくことで、今後の提案の幅もどんどん広がっていくと思っています。

    稲垣

    前職の展示会場は公設施設だったため、様々な制約がありやりたいことに対しての自由度が少なかったのですが、トヨタアリーナ東京は「民設民営」のため、主催者目線や自社の利益を意識した施設の使い方や設備投資の判断がしやすいと感じています。すべて自分たちの意思で動けるので、そこは本当に自由度が高く面白いですね。

QUESTION 04

今後お二人が「こんな興行を誘致したい!というものがあれば教えてください。

  • 棚倉

    まずは自分が好きな興行を呼びたいですね。例えば、自分の好きなアーティストのライブはもちろん、トヨタアリーナ東京は音楽もスポーツも両方できるアリーナなので、それを掛け合わせたような「音楽×スポーツ」みたいな、ちょっとした“総合フェス”のようなものをやってみたいです。屋外にパークエリアもあるので、アリーナ全体を活かした企画も組めると思っています。

    稲垣

    私はトヨタアリーナ東京がスポーツアリーナであるという特性を活かして、たとえばアイスショーなどの誘致もいいなと思っています。前の会場でアイスショーを開催したときに、家族連れのお客さんがすごく楽しそうに帰っていくのを見て、「これはいいな」と思ったんです。競技性もありながら、エンタメ要素が強くて、誰でも楽しめるイベントなので、トヨタアリーナ東京の雰囲気にも合うんじゃないかなと。
    あとは、少し質問の趣旨とは異なるかもしれませんが、私自身が担当しているMICEの分野では、「これは毎年トヨタアリーナ東京で開催する」と決めていただけるようなイベントを一つでも多く育てていきたいという目標もあります。年間を通じて定着するイベントがあれば、施設としての価値も高まりますし、お客様との関係性もより深まっていくはずです。リピート開催していただけるのは、「この施設を気に入ってもらえた」という証でもあり、やりがいを感じられる点になりそうです。

QUESTION 05

お二人から見て、所属するアリーナ事業部はどんな魅力がありますか?

  • 稲垣

    アイデアや意見がすごく言いやすい雰囲気と、各分野でプロフェッショナルな人が多くて、すごく前向きな人が集まっていることも魅力です。そういう環境だからこそ、働いていて楽しいし、日々いろんなことを吸収できます。
    また、自分やみんなの意見がカタチになる瞬間に立ち会えることも、面白さの一つです。アリーナ外にあるパークに命名しようと部署のみんなでいくつかアイデアを出し合ったことがあったんです。その後、メンバーが出した案の中から実際に使う名前が採用されたんですが、自分の案がカタチになるのは、面白いですよね。

    棚倉

    「やりたい」という気持ちに対して会社として寛容なところも魅力です。
    アリーナ施設ではまだ少ないステージやトラス設備は、我々の部署が立案し導入に至りました。会社への提案から、意思決定、そして実装まで一貫して関われたのは非常に価値がありました。
    大きな投資に対し、自分たちの判断がすぐ形になるため、業務推進のダイナミズムを実感できます。

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